タケダ・マサコ。作家。
2011年4月18日、新田次郎記念会が主催する第30回新田次郎文学賞に竹田真砂子さんの「あとより恋の責めくれば 御家人南畝先生」が選ばれた。
1938年3月21日、東京生まれ。法政大学卒業。82年「十夜に」でオール読物新人賞を受賞し、執筆活動を開始。2003年に「白春」で中山義秀文学賞を受賞。時代小説のほか邦楽劇や舞踏劇の台本を手がけ、07年には「春琴抄 SHUNKIN」フランス語版をパリで公演。日本芸術文化振興会評議員、歌舞伎脚本公募作品選考委員のほか、NHKラジオ「邦楽のたのしみ」の案内役も務めている。他の著書に「写真芸者小とみ」「鏡花幻想」「信玄公ご息女の事につき」「雪の降る音」「宵の夢」「七代目」などがある。