コダマ・キヨシ。本名、北川清。俳優。
2011月5月16日、クイズ番組「パネルクイズ アタック25」の司会者や書評家としても活躍した俳優の児玉清さんが、胃がんのため死去。77歳。
1934年1月1日、東京生まれ。学習院大学時代は演劇部で活躍。母の死で大学院進学を断念し、第13期ニューフェースとして東宝に入社。61年「別れて生きるときも」(堀川弘通監督)で本格デビュー。67年フリーに転身し、テレビ俳優としても活躍。「ありがとう」「白い巨塔」「HERO」などの人気ドラマやNHK大河ドラマ「山河燃ゆ」「武田信玄」「龍馬伝」に出演した。芸能界きっての読書家としても知られ、NHK-BSの書評番組「週刊ブックレビュー」の司会や、新聞や雑誌の書評連載、文庫本の解説なども数多く手がけた。児玉さんは2011年3月上旬に検査でがんの疑いがあると診断され、1975年から司会を務めていたクイズ番組「パネルクイズ アタック25」の収録も「肝機能障害」を理由に3月31日から欠席。抗がん剤治療に専念していた。