シャナナ・グスマン。Xanana Gusmao。
5月20日、インドネシアから独立した「東ティモール民主共和国」初代大統領。55歳。
1946年、東ティモール出身。ポルトガル人を父に、ティモール人を母として生まれる。新聞記者を経て76年、インドネシアによる併合に抵抗するゲリラ闘争に参加。92年には反乱罪で逮捕され7年間投獄される。2002年4月の選挙で、82%の圧勝で当選。インドネシアとの和解と、アジアで最低といわれる貧困からの脱却を目指すが、民族主義強硬派の最大政党フレティリンとの確執が難題。