ジーコ。Zico。本名、アルトゥール・アントゥネス・コインブラ。Arthur Antunes Coimbra。サッカー日本代表新監督。
7月22日、サッカー日本代表の新監督に、正式就任。
1953年、ブラジル・リオデジャネイロ州生まれ。少年時代から頭角を現し、ジーコ（ポルトガル語で“やせっぽち”の意）の愛称で呼ばれる。ブラジル代表としてW杯に3回出場。技術、得点力、頭脳を兼ね備えたプレーヤーとして“白いペレ”の異名をとった。
現役引退後の91年、日本リーグ2部の住友金属（現・鹿島アントラーズ）に入団。現役に復帰し、弱小チームを強豪に生まれ変わらせた。96年、鹿島アントラーズの総監督（テクニカルディレクター）就任。2002年W杯終了後、日本代表監督就任を受諾。就任記者会見で「ゴールに向かっていく、攻撃的なサッカー、喜びが伝わるサッカーをやっていきたい」と、日本代表強化の指針を示した。