テツワン・アトム。ロボット。
2003年4月7日、東京都生まれ。1956年、「少年」に連載された「アトム大使」の第4話で、科学省長官・天馬博士が交通事故で死んだひとり息子そっくりに作りあげたロボットとして、脇役で初登場。翌年「鉄腕アトム」で主役として再登場。21世紀を舞台に、10万馬力のパワーで敢然と敵に立ち向かう少年ロボットの物語は、たちまち大人気となった。59年にはテレビドラマ化され、63年には日本初のテレビアニメシリーズとして大ヒットを放った。後に「鉄腕アトム」は「アストロボーイ」というタイトルで海外でも放送され人気を博した。作品中でアトムの誕生日とされる2003年4月7日前後には、各地でアトム誕生にちなむイベントが開かれ、手塚プロダクションの制作スタジオのある埼玉県新座市がアトムに住民票を交付するなどアトム人気が再燃。4月6日にはテレビアニメの新シリーズもスタートした。