ギボ・アイコ。霊能タレント。
5月6日、「霊能者」として話題を呼んだ宜保愛子さんが、胃がんのため死去。71歳。
1932年、神奈川県生まれ。6歳で霊能力を自覚。霊視を得意とする霊能者として、1986年ごろからテレビ番組で活躍し始めた。「幸せを招く先祖霊の祀り方」を皮切りに次々と著作を出版。「宜保愛子の死後の世界」はベストセラーにもなったが、93年に早稲田大学の大槻義彦教授が霊視はインチキだと「疑惑の霊能者 宜保愛子の謎」を出版した。そのため、女性誌などから集中攻撃を受け、ブラウン管から遠ざかり、講演や執筆に活動の中心を移した。2000年には「宜保愛子オフィシャルホームページ~宜保愛子の世界を語る~」を立ち上げ、01年夏にはテレビにも復帰するなど、精力的な活動を始めたところだった。