オズワルド・セサール・アルディレス。Osvaldo Cesar Ardiles。サッカー監督。
1月1日、サッカー天皇杯決勝戦でアルディレス監督率いる東京ヴェルディ1969(東京V)が2-1でジュビロ磐田に勝ち、8年ぶりの優勝。
1952年、アルゼンチン・コルドバ生まれ。17歳でプロ・デビュー。アルゼンチン代表チームのMF(ミッドフィルダー)として、78年W杯アルゼンチン大会の優勝に貢献し、イングランドのトットナム・ホットスパーズ入り。同チームで81年FAカップ優勝、84年UEFAカップ優勝を経験。82年には2度目のW杯出場を果たし、89年に現役を退いた。トットナム、メキシコのグアダラハラの監督を経て、96年Jリーグの清水エスパルス監督に就任。ナビスコカップを制し、チームに初タイトルをもたらした。その後、クロアチア・ザグレブ、横浜F・マリノスなどを経て、03年から東京V監督。天皇杯決勝戦では、前半35分に先制した東京Vは、前半終了間際に一人が退場となったが、後半8分に2点目を挙げ、懸命の守備で反撃を1点に抑え、8年ぶりとなるタイトルをつかんだ。