キクチ・リンコ。女優。
12月6日、アメリカ映画「バベル」に出演した女優の菊地凛子が、全米映画批評会議賞の新人女優賞を受賞した。
1981年、神奈川県生まれ。99年、「菊地百合子」として「生きたい」で映画デビュー。CMや映画のほか、「ちゅらさん」「私立探偵 濱マイク」などのテレビドラマで活躍した。2004年に「菊地凛子」に改名した後も、映画「茶の味」や「ナイスの森」などに出演。今回の受賞作「バベル」は、モロッコ、メキシコ、日本を舞台に展開する物語で、ブラッド・ピット、役所広司らが出演。約1000人が参加したオーディションで抜擢(ばってき)され、ろうあの女子高校生を演じた。
菊地は、アカデミー賞の前哨戦とされる、ゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞の助演女優賞候補にも選ばれている。