ミツハシ・ケイコ。指揮者。
2010年10月16日、指揮者の登竜門とされるアルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールの決勝で、ミラノ在住の日本人指揮者、三ツ橋敬子さんが準優勝。同コンクールで女性が準優勝以上となったのは初めて。
1980年11月、東京都生まれ。5歳からピアノや作曲、16歳から指揮を学び、東京藝術大学音楽学部指揮科に進学。同大学院を卒業後、オーストリアのウィーン国立音楽大学、イタリアのキジアーナ音楽院に留学。2006年トスカーナ・オーケストラの地方公演でヨーロッパデビュー。08年イタリアのアントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで、日本人初・女性初・最年少で1位を獲得し話題となった。小澤征爾、小林研一郎らに師事し、小澤征爾音楽塾やサイトウ・キネン・フェスティバルでは小澤氏のアシスタントを務め、日本やヨーロッパ各地の交響楽団に客演している。