サムエル・ワンジル。Samuel Wanjiru。マラソン選手。
2011月5月15日、北京オリンピック男子マラソン金メダリストのサムエル・ワンジルさんが、ケニアのニャフルルにある自宅2階のバルコニーから転落して死亡。24歳。
1986年11月10日、ケニアのニャフルル生まれ。2002年、15歳で仙台育英高校に留学。全国高校駅伝などで活躍し、卒業後、実業団のトヨタ自動車九州でバルセロナ・オリンピック銀メダリストの森下広一監督の指導を受けた。初マラソンとなる07年の福岡国際で優勝し、08年のロンドン・マラソンで2位。同年の北京オリンピックでケニアにマラソン初の金メダルをもたらした。その後は、プロランナーとして活動し、09年のロンドン・マラソンで優勝、シカゴ・マラソンは10年まで2連覇。事故当日、ワンジルさんは女性と自室のベッドにいるところを妻に見つかり、そのまま部屋に閉じ込められ、その後バルコニーから転落したとされる。