リチャード・ハミルトン。Richard Hamilton。画家。
2011年9月13日、ポップアートの先駆者として知られるイギリスの画家、リチャード・ハミルトンさんが死去。89歳。死因は公表されていない。
1922年2月24日、イギリスのロンドン生まれ。ロイヤル・アカデミー・スクールズなどに学び、56年、ポップ・アートの幕開けとされるコラージュ「いったい何が今日の家庭をこれほど変え、魅力的にしているのか?」を制作。アンディ・ウォーホルらにも大きな影響を与え、「ポップアートの父」とも呼ばれた。2008年にはイギリスのイラク戦争参戦を批判し、両手に銃を持つトニー・ブレア元イギリス首相を描いた「衝撃と畏怖(いふ)」を発表し話題となった。同年、高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)を受賞。ビートルズの、通称「ホワイトアルバム」のジャケットデザインを手掛けたことでも知られる。