サンミヤ・エリコ。スピードスケート選手。1月21日、ドイツのインツェルで開催されていたスピードスケートの世界スプリント選手権で、三宮恵利子(富士急)が、これまでの日本人女子最高成績の総合2位に。世界スプリント総合での日本人女子のメダルは、89年に橋本聖子が獲得した銅メダル以来。金メダルは、3年連続4度目のモニク・ガルブレヒト・エンフェルト(ドイツ)。外ノ池亜希(アルピコ)も自己最高の総合4位に入る健闘。男子総合でも、長野五輪男子500m金メダリストの清水宏保(NEC)が、5年ぶり3度目の銀メダルを獲得した。
74年北海道釧路市生まれ。小学校1年からアイスホッケーに親しみ、4年からスピードスケートに転向。93年、釧路星園高校から富士急に入社。97年11月、W杯カルガリー大会の1000mで1分16秒98の日本新。98年長野五輪では500m11位、1000m8位入賞。W杯では、99年11月のベルリン大会で初優勝し、通算6勝。02年ソルトレークシティ五輪の期待の星。163cm、58kg。