タメスエ・ダイ。陸上短距離選手。
8月10日、カナダ・エドモントンで行われた世界陸上選手権の男子400m障害で、為末大選手(法政大学)が、47秒89の日本新で3位に入賞。五輪、世界選手権を通じて、男子短距離・障害種目でのメダル獲得は日本初。
決勝レース、為末は意欲的に前半から飛ばし、7台目のハードルまではトップに。その後、3人に抜かれたが、ゴール直前で抜き返す粘りを見せて3位に。
1978年、広島市生まれ。93年、全日本中学短距離の100m、200mで優勝。広島皆実高校時代は、国体(400m障害)、インターハイ(400m)などで優勝。法政大学進学後、本格的に400m障害に挑戦し、2000年のシドニー五輪で、400m障害と1600mリレー代表に。身長170cm、体重66kg。世界レベルでは、170cmの身長は、もっとも背の低いハードラー。