スグリ・フミエ。フィギュアスケート選手。
2月21日、ソルトレークシティー冬季五輪フィギュアスケート女子シングルで、村主章枝(早大)が5位に入賞。恩田美栄(オンダ・ヨシエ)は17位に。
19日に行われたショートプログラム(SP)で、村主の演技に対して4位から5位につける審判と、10位以下とする審判とに、審判団の評価が大きく分かれたため、村主のSP順位は7位となり、村主は、フリー演技で最終滑走グループ(上位6人)入りを逃していた。フリー演技の評価点は、通常、最終滑走グループにより有利な判定が出るため、村主には大きなハンディとなったが、村主はフリー演技曲「月光」を無難にこなし、総合順位を2つ上げて5位に。日本人選手の入賞は、1994年リレハンメル五輪5位の佐藤有香以来。なお、3月23日、長野市で開催された世界選手権で、村主は銅メダルを獲得。
1980年12月31日、横浜市生まれ。村主家は18代続く酒の麹(こうじ)造りの家系。6歳でフィギュアスケートをはじめ、清泉女学院から早稲田大学に進学。95年、96年と世界ジュニア4位。97年の全日本フィギュア1位になるが、故障のため、長野五輪出場を逃す。99年、アジア大会3位。2001年、4大陸選手権1位。157cm、44kg。血液型AB。