ハラダ・テツヤ。レーシングライダー。
11月3日、日本のトップライダーとして活躍してきた原田哲也選手がWGP最終戦、バレンシア・グランプリを最後に引退。
1970年、千葉県生まれ。81年、10歳でポケバイレースに出場、12歳でミニバイク、16歳でロードレースへとステップアップ。88年、国際A級ライセンスに昇格。92年には、全日本の250CCクラスシリーズチャンピオンを獲得した。翌93年、世界GPフル参戦初年で250CCクラスのワールドチャンピオンとなり、350CC時代の片山敬済に次ぐ日本人としては2人目、16年ぶりのワールドチャンピオンを獲得。ヤマハ、アプリリア(伊)、ホンダと所属を変えながら、10年間、世界GPにフル参戦し、通算17勝。世界GPの放映される国での知名度は抜群で、世界で最も有名な日本人スポーツ選手と言われていた。