ホンダ・タケシ。フィギュアスケート選手。
2月15日、北京で開かれたフィギュアスケートの4大陸選手権最終日、本田武史選手が逆転で4年ぶり2度目の優勝。
1981年、福島県生まれ。7歳でスピードスケートを始め、9歳でフィギュアスケートに転向。中学で元五輪代表選手の指導を受けるため仙台市にスケート留学。96年、史上最年少の14歳で全日本選手権に優勝。98年、五輪初出場の長野大会では、足首の故障で、覚えたばかりの4回転ジャンプが飛べず、15位にとどまった。同年末、カナダにスケート留学。99年、第1回4大陸選手権で優勝。2001年にはNHK杯で優勝。02年にはソルトレーク五輪で4位。世界選手権では、77年の佐野稔選手以来、日本男子としては25年ぶり2人目の銅メダルを獲得。今回の4大陸選手権最終日では、2種類の4回転ジャンプを3度成功。技術点、演技点合わせて五つの6点満点を出し、2度目の優勝を決めた。