コトオウシュウ・カツノリ。本名、Kaloyan Stefanov Mahlyanov。大相撲力士。
8月30日、名古屋場所で十両優勝を決めた琴欧州勝紀が、初土俵から最速記録の11場所で入幕を決定。
1983年、ブルガリア・ベリコトゥルノボ生まれ。12歳でレスリングを始め、17歳でナショナル・スポーツアカデミーに入学。1年でレスリング・フリースタイルのヨーロッパジュニア王者となる。レスリングをするには体重が重くなりすぎ、体育教師の父がけがで仕事ができなくなったため、19歳の秋大学を中退して、大相撲の佐渡ケ嶽部屋に入門。2002年九州場所で初土俵。04年夏場所には新十両となり、同年名古屋場所で史上1位タイの速さで十両初優勝。史上最速11場所で新入幕を果たした。「相撲界のベッカム」と呼ばれるなど、女性ファンも多い。