ツルミ・コウコ。体操選手。
2009年10月16日、ロンドンで体操の世界選手権女子個人総合決勝が行われ、鶴見虹子が合計57.175点で銅メダルを獲得。個人総合における日本女子のメダル獲得は43年ぶりでオリンピック、世界選手権を通じて史上2人目。
1992年、埼玉県生まれ。姉が体操をやっていたのがきっかけで、5歳から体操を始め、小学6年で朝日生命体操クラブ入り。06年、14歳で体操・全日本選手権個人総合で中学生としては4人目となる優勝を果たした。07年、世界選手権代表となり、個人総合で15位と健闘。団体のオリンピック出場権獲得にも貢献した。08年北京オリンピックでは個人総合17位。09年4月の全日本選手権では史上4人目となる4連覇を達成。6月の体操のNHK杯でも2年ぶり2度目の優勝を飾った。今回の世界選手権女子個人総合では、最初の段違い平行棒で高得点を挙げ、続く3種目も手堅くまとめて3位入賞となった。個人総合における日本女子のメダル獲得は、1966年の池田敬子以来。