ヤナギ・ジョージ。本名、柳譲治。ミュージシャン。
2011年10月10日、「雨に泣いてる」などのヒット曲で知られ、“和製エリック・クラプトン”とも呼ばれたロック歌手で、ギタリストの柳ジョージさんが、腎不全のため死去。63歳。
1948年1月30日、神奈川県生まれ。ザ・ベンチャーズに影響されギターを始め、日本大学法学部在学中の69年にブルース・ロック・バンド「パワーハウス」を結成し、レコードデビュー。70年ザ・ゴールデン・カップスに参加し、同グループの解散を機に友人の成毛滋と渡英。帰国後、70年代後半からは自身のバンド「柳ジョージ&レイニーウッド」で活躍。「雨に泣いてる」「青い瞳のステラ、1962年夏」「さらばミシシッピー」などのヒット曲を生んだ。81年末のバンド解散以降はソロで活動。ブルースを基調とした音楽性は、その後の日本の音楽シーンにも大きな影響を与えた。酒豪として知られ、糖尿病、さらにがんを患っており、2011年5月22日の函館市芸術ホール公演を最後に活動を休止していた。