ドナ・サマー。Donna Summer。歌手。
2012年5月17日、1970～80年代に多くのディスコミュージックをヒットさせ「ディスコの女王」と呼ばれた歌手ドナ・サマーさんが、肺がんのため死去。63歳。
1948年12月31日、アメリカのマサチューセッツ州生まれ。子供の頃から教会の合唱団で歌い、高校卒業後ニューヨークに出てミュージカルに出演。その後「Hair」の公演でヨーロッパへ渡り、71年にファーストシングル「Sally Go Round The Roses」でデビュー。75年、プロデューサーのジョルジョ・モロダーと制作した「愛の誘惑」がアメリカでも大ヒット。以後、「アイ・フィール・ラブ」「マッカーサー・パーク」「バッド・ガールズ」「ホット・スタッフ」「ラスト・ダンス」など多くのヒット曲を出し、アメリカ音楽界最高の栄誉であるグラミー賞を5回受賞。サマーさんは数年前から闘病を続けていたが、数週間前に容体が悪化するまで、アルバム制作に励んでいたという。