ヨコモリ・リョウゾウ。アコーディオン奏者。
2012年8月27日、1960年代から80年代を中心に、テレビの歌番組などで歌い手のテンポやキーにあわせて即興で演奏するアコーディオン奏者として親しまれた横森良造さんが、虚血性心不全のため死去。79歳。
1933年3月25日、神奈川県生まれ。小学4年生の時にアコーディオンと出合い、独学でマスター。50年代からラジオののど自慢番組などで活躍。以後、TBS系「お笑い頭の体操」や日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」など数多くのテレビ、ラジオ番組に出演。高い演奏技術と明るい笑顔のキャラクターでお茶の間に親しまれた。「スター誕生!」では、詞や曲の知識の豊富さから予選会のピアノ伴奏も担当。1日1000人にも及ぶ審査を一人でこなしたという逸話も。2012年4月には、横浜アリーナで行われたアイドルユニットももいろクローバーZの公演でアコーディオンを伴奏するなど、最近まで元気な姿を見せていた。