ノリノミヤ・サヤコ。天皇第一皇女子。
12月30日、宮内庁は天皇家の長女・紀宮清子さまと東京都職員・黒田慶樹さんのご婚約が内定したことを正式に発表。
1969年、東京都生まれ。92年の学習院大学文学部ご卒業後は、山階鳥類研究所の非常勤研究助手として勤務され、98年から非常勤研究員。研究テーマは、19世紀頃のヨーロッパで出版された鳥類図譜に描かれた鳥類のリストの作成や、学名の変遷など。また皇居、赤坂御用地におけるカワセミの繁殖生態調査を長年継続されてきた。成人後、8回を数える外国公式訪問など、皇族としての公務をこなされてきたほか、盲導犬の育成などの福祉事業にも取り組まれている。ご婚約内定は当初、11月上旬に発表される予定だったが、10月23日に発生した新潟県中越地震の被災者を配慮して11月18日に延期。さらにこの日に高松宮妃喜久子さまのご逝去が重なり12月30日の発表となった。皇族女子のご結婚は45年ぶりのことになる。