ハシモト・セイコ。本名、石崎聖子。参議院議員。
6月18日、日本スケート連盟の理事会、評議員会が開かれ、五輪銅メダリストで参議院議員の橋本聖子が会長に選出された。
1964年、北海道生まれ。3歳からスケートを始める。83年、駒沢大学附属苫小牧高校を卒業して富士急行に入社。84年、サラエボ冬季五輪にスピードスケート選手として出場する。88年のカルガリー冬季五輪では世界でただ一人、スピードスケート全5種目で入賞した。同年、ソウル夏季五輪にも自転車競技で出場、夏冬両五輪出場は日本人史上初だった。92年のアルベールビル冬季五輪1500mで日本人女子初のメダルを獲得。その後も92年バルセロナ夏季五輪、94年リレハンメル冬季五輪に出場。その後プロの自転車競技選手となった。95年の参議院選挙に自民党比例区から立候補し、当選。96年、現職国会議員として初の五輪出場となるアトランタ夏季五輪に出場した。夏冬あわせて五輪7回出場は、日本人最多出場記録である。現在は参議院議員2期目。日本スケート連盟は幹部の資金流用問題によって、理事の8人が辞任し、41歳という若さでの抜てきとなった。五輪競技団体で女性会長は初。また、6月24日には、前理事の後を受けてアジア・スケート連盟の副会長にも選出された。