フクダ・ヤスオ。内閣官房長官、衆議院議員(自民党、群馬4区)。
5月31日、週刊誌が報じた安倍晋三官房副長官の「核兵器の使用は憲法上、問題ない」という発言に関連して、「国際緊張が高まれば国民が(核兵器を)持つべきではないか、となるかも」と発言。各紙の報道で政治問題化、国内外で批判の声が上がった。その後、「非核三原則廃止」はない、と主張。小泉首相も「私の内閣では堅持」と答弁、政治的幕引きに。
1936年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、民間企業に勤めたが、福田赳夫内閣発足とともに父の秘書に。90年衆議院議員当選、現在4期目。2000年10月より官房長官。