マルクビビアン・フォエ。Marc-Vivien Foe。プロサッカー選手。
6月26日、フランス・リヨンで行われた、コンフェデレーションズカップ準決勝カメルーン対コロンビア戦の試合中に、カメルーン代表MFマルクビビアン・フォエ選手が急死。28歳。当初、死因は「心臓発作」とされたが、後日、心臓に問題のある「自然死」とフランス司法当局によって発表されている。
1975年、カメルーン・ヌコロ生まれ。94年からフランスリーグのランスで活躍。その後ウェストハム、リヨンなどでプレーし、今季はプレミアリーグのマンチェスター・シティーにレンタル移籍し38試合9得点を記録。93年にカメルーン代表入り。W杯には98年のフランス大会は骨折で出場できなかったが、94年のアメリカ大会、2002年の日韓大会と2度出場。攻撃的MFとしてAマッチ64試合に出場し、8得点を上げた中心選手だった。また、息子の死を知ったフォエ選手の母親もショック死したという悲劇も伝えられた。今大会は連日30度を超える猛暑とハードな日程で、選手の健康面への影響が懸念されていた。