マツナカ・ノブヒコ。プロ野球選手。
9月27日、プロ野球パ・リーグは全日程が終了し、ダイエーの松中信彦内野手が打率・打点・最多本塁打の3冠を達成。
1973年、熊本県生まれ。保育園のころ父親にグローブを買ってもらいキャッチボールを始めた。八代一高校(現・秀岳館)、社会人野球の新日鉄君津(現・かずさマジック)を経て、96年ドラフト2位で福岡ダイエー・ホークスに入団。同年のアトランタ五輪では野球日本代表チームの4番として活躍。97年公式戦初出場。99年にはレギュラーとして一軍に定着。2000年は打率.312、33本塁打、106打点でチームのリーグ2連覇に大きく貢献、シドニー五輪野球日本代表チームにも選出された。02年シーズンはスランプに見舞われたが、03年には123打点で打点王を獲得。04年シーズンは打率.358、44本塁打、120打点で打撃主要3部門のタイトルを獲得。当時はロッテに在籍、現在は監督として1年目に中日を優勝に導いた落合博満、当時阪神にいたランディ・バース以来18年ぶり史上7人目のの3冠王となった。また松中は171安打、出塁率.464でもトップとなり「5冠」となった。