テッド・ウィリアムズ。Theodore Samuel Williams。アメリカ大リーグ、ボストン・レッドソックスの往年の名選手。
7月5日、「最後の4割打者」として知られるテッド・ウィリアムズさんが、死去。83歳。
1918年、アメリカ・カリフォルニア州生まれ。39年に大リーグに昇格し、いきなり打点王。41年には打率4割6厘で初の首位打者に輝いた。以降、大リーグで4割打者は1人も誕生していない。レッドソックス一筋にプレーし、60年に引退。通算成績は2292試合、2654安打、打率3割4分4厘、521本塁打、1839打点。66年には野球殿堂入りを果たした。第2次世界大戦と朝鮮戦争で約5年間出征しており、戦争がなければ3000本安打も確実だったと言われている。死後、遺族が遺伝子保護のため遺体を冷凍保存すると表明し、物議を呼んだ。