レニ・リーフェンシュタール。Leni Riefenstahl。本名、Berta Helene Amalie Riefenstahl。映画監督、写真家。作家、元女優。
8月22日、100歳を迎えたベルリン五輪の記録映画監督が新作を発表。
1902年、ドイツ・ベルリン生まれ。美術学校で絵画、国立舞踊学校でバレエを学び、ダンサー、画家などを経て、26年映画女優に。32年「青の光」を監督・主演。36年のベルリン五輪の記録映画「オリンピア」でベネチア国際映画祭最高賞を受賞。ナチス党大会を記録したプロパガンダ映画を撮影したことから、戦後はナチス協力者として4年間の収容所生活を送った。その後、54年に映画「低地」を発表。また、スチルカメラマンとして、アフリカのヌバ族を撮った写真集「最後のヌバ」「カウ・ヌバ」などを出版。71歳から始めたダイビングで、水中写真集「珊瑚の庭」も出版。2002年、100歳を機に48年ぶりの新作映画「水中の印象」を発表。自叙伝「回想」がある。