マイケル・マンスフィールド。Michael Joseph Mansfield。元駐日アメリカ大使。元アメリカ民主党上院院内総務。
10月5日、1977年から11年半にわたって駐日アメリカ大使を務めた、マイケル・マンスフィールド元上院議員が、ワシントン市内の病院で心不全のため死去。98歳。
1903年、ニューヨーク市出身。3歳で、アイルランド移民の両親と死別して孤児に。18年、年齢をいつわって海軍に入隊し、中国と日本に。除隊後、鉱夫、鉱山技師などをしながら、苦学して、モンタナ州立大学を卒業。43-52年モンタナ州選出の下院議員。52年-77年、上院議員に。その間、61年から民主党上院院内総務を務める。
77年、議員引退後、カーター大統領の要請で、第22代駐日大使に就任。以後、88年まで、戦後最長の11年半にわたって大使を務め、日米関係の改善に大きな功績を残した。著書に、『私の日本報告』『日本ほど重要な国はない』など。