アラヤマ・タカオ。経営コンサルタント。
5月17日、神奈川県の荒山孝郎が70歳7カ月13日という世界最高齢でエベレストの登頂に成功した。それまでの最高齢記録であるプロスキーヤーの三浦雄一郎の70歳7カ月と10日を3日上回った。
大手鉄鋼メーカーのエンジニアを経て、現在は神奈川県鎌倉市で経営コンサルタントを務める。登山は12歳のときに小さな山を登ったのが最初だが、本格的に取り組むようになったのは50代の時にアルプス地方に旅行に行ってから。63歳で会社を辞め、その後マッキンリー、アコンカグア、ビンソンマシフなどに登り、今回の登頂に至った。しかし、本人は最高齢記録であることを知らずに登頂しており、登頂翌日に記録の更新を聞かされた、とのこと。ちなみに、女性の世界最高齢記録も日本人で、渡辺玉枝の63歳と177日。