グレート・クサツ。本名、草津正武。元プロレスラー。
2008年6月21日、国際プロレスなどで活躍した往年の名レスラー、グレート草津さんが、多臓器不全により死去。66歳。
1942年、熊本県生まれ。県立熊本工業高校時代には、快足で知られるラグビー選手として活躍。八幡製鐵(現・新日本製鐵)に進み、日本代表として国際試合にも出場したが、65年に日本プロレスに入門。ジャイアント馬場の付け人を経て、66年にデビューした。67年に国際プロレスの旗揚げに参加。得意技の足四の字固めで人気を集め、アニマル浜口らとのタッグでIWA世界王座を5度獲得するなど看板選手となったが、81年の団体の解散とともに引退した。2004年には、草津さんの次男がリングネームを引き継いでK-1に参戦したことも話題となった。