ウエノ・ユキコ。ソフトボール選手。
2008年8月21日、北京オリンピックの女子ソフトボール決勝戦で、前日の準決勝、決勝進出決定戦に続き、上野由岐子が先発登板。3対1でアメリカ代表チームを下し、初の金メダルを獲得。
1982年、福岡県生まれ。小学3年からソフトボールを始め、中学3年で全国制覇し、九州女子高校時代には国体と世界ジュニア選手権で優勝した。2001年に日立高崎(現ルネサス高崎)入り。119kmを記録するストレートは世界最速といわれ、銅メダルを獲得した04年のアテネ・オリンピックでは、史上初の完全試合を含め3勝した。北京オリンピックでは、8月20日の準決勝でアメリカに敗れはしたものの、同日の決勝進出決定戦、21日の決勝戦と、2日間で413球を投げ、日本代表の金メダル獲得に大きく貢献した。12年のロンドン・オリンピックではソフトボールは実施競技からはずれる。