ハルマフジ・コウヘイ。本名、ダワーニャム・ビャンバドルジ。大相撲力士。
2008年11月26日、日本相撲協会の臨時理事会で、九州場所までの3場所で計35勝を挙げた関脇安馬の大関昇進が正式決定。安馬は日馬富士としこ名を改めた。
1984年、モンゴルのウランバートル生まれ。元横綱旭富士の安治川親方(現、伊勢ケ浜)にモンゴルでスカウトされ来日。2001年一月場所(初場所)で初土俵。04年の三月場所(春場所)で新十両となり十一月場所(九州場所)で新入幕。05年春場所で初の技能賞を獲得。06年五月場所(夏場所)で新小結となり、九月場所(秋場所)では初の敢闘賞を獲得。同年の全日本力士選手権で平幕力士でありながら優勝を果たす。07年の夏場所で新関脇、秋場所では初の殊勲賞を獲得。08年は初場所で3度目の殊勲賞、名古屋場所で4度目の技能賞、秋場所で4度目の殊勲賞を獲得するなど注目が集まっていた。九州場所は13勝2敗で横綱白鵬と優勝を争い、5度目の技能賞を獲得。大関昇進を決定的なものにしていた。