アオノ・リョウ。スノーボード選手。
2009年1月23日、韓国の江原(カンウォン)でスノーボードの世界選手権男子ハーフパイプ(HP)の決勝が行われ、18歳の青野令が優勝。オリンピック、世界選手権を通じて日本のスノーボード選手の優勝は初めてとなる。
1990年、愛媛県生まれ。小学校4年でスノーボードを始め、2004年、05年のJOCジュニアオリンピックを連覇。06年には、シニアの大会である国際スキー連盟(FIS)のキスマークカップスノーボードジャパンで優勝。06-07シーズンには、富良野大会の初優勝を含め、ワールドカップで計3勝をあげ、日本男子初の種目別総合チャンピオンを獲得した。08年には世界のトップ選手が集う賞金レース、Winter X Gamesで準優勝したほか、ワールドカップで2勝。09年1月にはワールドカップ通算6勝目もあげており、好調を維持していた。スノーボード以外の種目を含めても、FIS主催の世界選手権を日本人が制したのは、ノルディックスキージャンプの船木和喜以来10年ぶり。