エリザベス・テイラー。Elizabeth Taylor。女優。
2011年3月23日、ハリウッドの黄金期を代表する女優で、7人の男性と8度の結婚生活を送るなど波乱に満ちた恋愛遍歴でも知られたエリザベス・テイラーさんが、うっ血性心不全のため死去。79歳。
1932年2月27日、イギリスのロンドン生まれ。39年、両親の母国であるアメリカに移住。42年に子役として映画でデビューし、「名犬ラッシー 家路」(43年)、「緑園の天使」(44年)で子役スターとしての地位を確立。「ジャイアンツ」(56年)、「熱いトタン屋根の猫」(58年)、「去年の夏突然に」(59年)で評価を高め、「バターフィールド8」(60年)と「バージニア・ウルフなんかこわくない」(66年)で2度のアカデミー賞主演女優賞を獲得している。華やかな恋愛遍歴で知られる一方、エイズ撲滅運動など社会活動にも取り組んだ。他の出演作に「クレオパトラ」(63年)、「いそしぎ」(65年)、「じゃじゃ馬ならし」(67年)、「クリスタル殺人事件」(80年)、「トスカニーニ」(88年)などがある。