アラカワ・シズカ。フィギュアスケート選手。
3月27日、ドイツのドルトムントで行われた、フィギュアスケート世界選手権の女子最終日、荒川静香が初優勝。
1981年、東京都生まれ。中学2年でアジア選手権優勝を果たすなど早くから注目を集め、97年全日本選手権で初優勝し、98年長野五輪に出場。2002年のソルトレークシティー五輪出場を逃し、世界選手権代表から外れるなど低迷した時期もあったが、03年の青森冬季アジア大会に優勝。今季はアメリカに拠点を移し、五輪男子優勝のアレクセイ・ヤグディンらを育てたタチアナ・タラソワの指導を受ける。実質的に指導を受けたのは3週間にすぎないが、名コーチとの出会いによって、弱点とされていた表現力もアップ。世界選手権では、自由演技の技術点で6点満点も出し、1989年パリ大会の伊藤みどり、94年幕張大会の佐藤有香に続く3人目の金メダルを手にした。