カワシマ・カツシゲ。プロボクサー。
6月28日、世界ボクシング評議会(WBC)の世界スーパーフライ級タイトルマッチで、挑戦者の川嶋勝重が王者の徳山昌守を1ラウンド1分47秒のTKOで下し、王座についた。
1974年、千葉県生まれ。茂原北陵高校時代は野球部に所属。友人の試合に行って初めて生で見たボクシングに感動し、21歳で脱サラして大橋ボクシングジム入門。時間はかかったが97年プロデビューを飾った。2002年4月、日本スーパーフライ級王座を獲得。同年7月に初防衛のあと、タイトルを返上。03年6月世界王座に初挑戦したが0-3の判定負けを喫した。今回の再戦では、試合当日に婚約者と入籍し自分にプレッシャーを与えたという川嶋は、1ラウンド1分47秒というスーパーフライ級の世界戦における世界最短記録で王座を奪った。