コタニ・ミカコ。JOC理事。
4月1日、ソウル五輪銅メダリストの小谷実可子が最年少で日本オリンピック委員会(JOC)の理事に就任。
1966年、東京都生まれ。高校1年生でアメリカへ1年間シンクロナイズド・スイミング留学。88年のソウル五輪では、ソロ及びデュエットで銅メダルを獲得。また、オリンピックの夏の大会で女性として初めて日本選手団の旗手を務めた。92年に現役を引退した後は、JOCや、財団法人長野オリンピック冬季競技大会組織委員会において広報委員を務め、97年には、民間人として初めて国連総会に出席し、「オリンピック停戦」をテーマにオリンピックの世界平和への貢献についてスピーチをした。今回の改選で89年のJOCが日本体育協会から独立以来、最年少の理事となり、女性理事は過去最多の3人となった。また、JOCアスリート委員会の委員長を務めることにもなった。これは、選手を経験した立場から強化、人材育成などについて理事会に意見などを詳しく申し出ることを主な役割としている。