イトウ・リョウタ。アマチュアゴルファー。
8月28日、福岡県芥屋ゴルフ倶楽部で行われていたKBCオーガスタゴルフ最終日、中学3年生15歳のアマチュアゴルファー伊藤涼太が、史上最年少で6位の好成績をおさめた。
1990年、三重県生まれ。ゴルフ練習場を経営する家庭に育ち、父・秀昭の指導の下、7歳でゴルフを始めた。鈴鹿市立石薬師小学校在学時、史上最年少の12歳3カ月でジョージア東海クラシックに出場。現在、福井工業大学付属福井中学に在籍。2002年の東海マスターズゴルフ選手権、03年の岐阜オープンゴルフ選手権(アマチュア部門)、同年の日本アマチュア選手権で優勝。04年には全米アマにも出場し、予選突破の快挙を成し遂げた。同年9月のサントリーオープンでは、最終順位42位に終わったが14歳2カ月の史上最年少記録で予選を突破。「和製タイガーウッズ」との異名をとる。今後については、「18歳までに優勝してプロ転向が目標」と語る。なお、日本男子ツアーの最年少優勝者は、1977年の日本オープンで優勝したスペインのセベ・バレステロスで20歳7カ月。日本選手では76年のゴルフダイジェストで優勝した中嶋常幸で22歳4日。