タムラ・ヒビキ。ピアニスト。
2007年10月28日、パリで行われた若手演奏家の登竜門、ロン・ティボー国際音楽コンクールのピアノ部門で、日本の田村響が優勝。
1986年、愛知県生まれ。父は調律師、母はピアノ教師という音楽一家の3人兄弟の末っ子で、3歳からピアノを始めた。現在はオーストリアのザルツブルクにある、モーツァルテウム音楽大学に留学中。93年からコンクールに参加し、愛知県立明和高校音楽科在学中の2002年にピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、園田高弘賞ピアノ・コンクールでは史上最年少で第1位を獲得。03年にはアリオン音楽財団のアリオン賞、06年には出光音楽賞を受賞するなど、日本の若手ピアニストの中では頭抜けた存在として評価されている。