コトオウシュウ・カツノリ。本名、カロヤン・マハリャノフ、Kaloyan Stefanov Mahlyanov。大相撲力士。
2008年5月24日、大相撲夏場所14日目、ブルガリア出身の大関琴欧洲が関脇安馬を破り初優勝を決めた。ヨーロッパ出身力士では初の優勝。
1983年、ブルガリア、ベリコトゥルノボ生まれ。12歳でレスリングを始め、フリースタイルのヨーロッパジュニア王者となる。父がけがで仕事ができなくなったために大相撲入りを決意。2002年に来日、佐渡ケ嶽部屋に入門。同年九州場所で初土俵を踏んでから、史上最速11場所での新入幕を果たし、05年秋場所で関脇、06年初場所で大関に昇進。同年シコ名を「琴欧州」から「琴欧洲」に改名。右ひざの故障などで低迷が続き、08年春場所では2度目の休場。カド番で迎えた夏場所では下半身の強化が身を結び、大関昇進15場所目で念願の初優勝となった。