アサクラ・キョウジ。本名、大島啓司(オオシマ・ヒロシ)。ノンフィクション作家、音楽評論家。
2010年12月9日、犯罪ルポや民俗芸能を中心にした音楽評論などで知られるノンフィクション作家の朝倉喬司さんが自宅アパートで死去しているのが発見された。67歳。
1943年6月23日、岐阜県生まれ。早稲田大文学部社会学科中退。ベトナム反戦運動を経て、「週刊現代」の事件担当記者となり、82年からフリーとして活動。犯罪ルポなどを通じて社会の裏面を描き、全関東河内音頭振興隊長も務めるなど民俗芸能を中心にした音楽評論などで活躍した。著書に「犯罪風土記」「バナちゃんの唄」「続・犯罪風土記」「芸能の始源に向かって」「流行り唄の誕生」「走れ国定忠治」「少年Aの犯罪プラスα」「涙の射殺魔・永山則夫と六〇年代」「ヤクザ・風俗・都市」など多数。