サトウ・アイコ。柔道選手。
2011年8月24日、フランスのパリで行われた柔道世界選手権女子57キロ級決勝で佐藤愛子(了徳寺学園職員)がラファエラ・シルバ(ブラジル)に一本勝ちし初優勝。
1983年10月18日、北海道生まれ。小学2年から柔道を始め、全国高校選手権52キロ級で優勝などの成績を挙げ、2002年筑波大学に進学。同年12月福岡女子国際選手権大会52キロ級で初優勝し、翌年も連覇。05年に57キロ級に転向。06年了徳寺学園(東京都墨田区)入り。07年9月には初出場の世界選手権リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得。初代表となった08年の北京オリンピックでは3回戦で敗退。敗者復活戦で右ひざの前十字靱帯(じんたい)を断裂し、約1年間のリハビリ生活を経ての初優勝だった。