ナリタ・タツキ。バイオリン奏者。
2012年5月26日、世界的な演奏家への登竜門であるベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクール・バイオリン部門の最終選考会が行われ、パリ在住の成田達輝が2位に入賞。
1992年3月5日、北海道生まれ。3歳からバイオリンを始め、2006年の全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会で1位となり、09年には第78回日本音楽コンクールのバイオリン部門で2位に入賞。10年に桐朋女子高校音楽科(男女共学)を卒業し渡仏。同年のロン・ティボー国際音楽コンクール・バイオリン部門で2位となった。11年9月からはパリ国立高等音楽院(コンセルバトワール)で学んでいる。エリザベート王妃国際音楽コンクールはフレデリック・ショパン国際ピアノコンクール、チャイコフスキー国際コンクールと並ぶクラシック音楽の三大コンクールの一つで、バイオリン部門では1980年に堀米ゆず子、93年に戸田弥生が優勝。89年には諏訪内晶子が2位となっている。