タカミサカリ・セイケン。本名、加藤精彦(せいけん)。大相撲力士。
2013年1月27日、大相撲一月場所後、幕下に陥落したら引退すると公言していた東十両12枚目の高見盛が、引退を表明。今後は年寄名跡の「振分」を襲名し、部屋付き親方として後進の指導にあたる。
1976年5月12日、青森県生まれ。小学校4年で相撲を始め、全国中学校相撲選手権大会で優勝。弘前実業高校では国民体育大会少年の部優勝、日本大学4年で全日本相撲選手権大会優勝。99年大学卒業後に東関部屋へ入門し、2000年名古屋場所で新入幕というスピード出世を見せたが、翌場所のけがで幕下に陥落。02年再入幕後は幕内に定着し、仕切りや花道を退くときの所作で「ロボコップ」と呼ばれ、人気力士となった。最高位は東小結、生涯成績は563勝564敗46休(83場所)。引退発表後も4月の春巡業参加へオファーが寄せられるなど人気が続き、13年10月6日には国技館での引退相撲が予定されている。