ジョニー・ラモーン。Johnny Ramone。本名、John Cummings。ミュージシャン。
9月15日、アメリカのパンクロック・バンド「ラモーンズ」のギタリスト、ジョニー・ラモーンさんが、前立腺がんのため死去。55歳。
1948年、アメリカ・ニューヨーク州出身。74年、ニューヨークでボーカルのジョーイ・ラモーン(本名、ジェフ・ハイマン)、ベースのディー・ディー・ラモーン(本名、ダグラス・コルビン)、ドラムのトミー・ラモーン(本名、トマス・アーデライ)とラモーンズを結成。ニューヨーク・パンクの先駆者として活動し、後のロンドン・パンクに大きな影響を与えた。「ブリッツクリーグ・バップ」「アイ・ウォナ・ビー・シディテッド」などの代表曲がある。しかし、バンドは96年にアルバム「アディオス・アミーゴス」を発表して解散。そして2002年にはロックの殿堂入りを果たした。 ラモーンズでは、ジョーイ・ラモーンは01年にリンパ腺がんで、ディー・ディー・ラモーンは02年、薬物の大量摂取で死去しており、残っているオリジナルメンバーはトミー・ラモーンのみとなった。