カメダ・ダイキ。プロボクサー。
2月26日、「浪速の弁慶」こと亀田3兄弟の次男、亀田大毅がボクシングプロデビュー。タイのサマート・シットサイトンから1ラウンド23秒のKO勝ちを奪った。
1989年、大阪府生まれ。幼少からボクシングを始め、長男の興毅、三男の和毅(ともき)と共にプロライセンスを持つ父・史郎からスパルタ教育を受けた。15歳でアマチュアデビューを飾り、12戦10勝(3KO)の好成績を挙げる。2004年、全日本実業団選手権のバンタム級で優勝。同年の全日本社会人選手権ではバンタム級で準優勝を果たしたが、その結果に満足しなかった父に会場に置き去りにされた。06年1月にプロテストに合格し、協栄ジムに所属。プロデビュー戦は、スーパーフライ級の6回戦で、試合前に公約していた通り、兄・興毅のデビュー戦成績である1ラウンド44秒を超える1ラウンド23秒のKO勝利。東洋太平洋王座(フライ級)を獲得している兄や、ボクシングセンスは長男を超えるといわれる三男に負けない存在感を見せた。