オオバ・ショウタ。プロ野球選手。
2008年3月23日、福岡ヤフードームで行われた対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、福岡ソフトバンクホークスの新人投手、大場翔太が初登板し、無四球完封の勝利を達成。
1985年、東京都生まれ。小学3年で野球を始めるが、投手に専念するのは八千代松陰高等学校(千葉県)の2年から。甲子園出場は果たせなかったが、東洋大学に進学後、06年のインターコンチネンタル杯で日本代表入りして注目を集めた。150キロを超える直球を武器に、東都大学野球の07年春季リーグでは、115奪三振のシーズン新記録と9勝のタイ記録、春秋両リーグで14連勝の新記録を樹立。チームを春秋連覇に導いた。同年の神宮大会では、3連投で3試合を完投し、2試合完封、3試合連続2ケタ三振を奪って優勝。驚異的なスタミナから、故稲尾和久さんになぞらえて「平成の鉄腕」と呼ばれた。07年の大学・社会人ドラフトの1巡目指名では、6球団が競合した。新人投手の初登板での完封勝利は、パ・リーグでは10人目。無四球での達成はパ・リーグ初となる。