オカザキ・キョウコ。マンガ家。
2012年7月14日、岡崎京子の代表作の一つ「ヘルタースケルター」が、蜷川実花監督、沢尻エリカ主演の実写映画として公開。
1963年12月13日、東京都生まれ。跡見学園女子短期大学在学中の83年にマンガ家デビュー。89年の「Pink」で注目を集め、90年代前半には「東京ガールズブラボー」「リバーズ・エッジ」など、時代の空気をすくい取った作品を次々発表。成年誌からファッション誌まで幅広く活躍し、カリスマ的な人気を得た。しかし、96年に交通事故で重傷を負い休筆、現在もリハビリを続けている。95年発表の「ヘルタースケルター」は2003年に単行本が出版され、同年度の文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞、翌年には第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞するなど高く評価された作品。今回の映画化に当たり、岡崎は実弟を通じて「新しい作品が描けない今、自分の作品に新たな命が吹き込まれる事に興味がある」(映画「ヘルタースケルター」公式サイト)とのコメントを発表した。