トクダ・コウタロウ。フリースタイル・フットボール選手。
2012年9月22日、イタリア南東部のレッチェで、サッカーのリフティング技術を競う、フリースタイル・フットボールの世界大会「レッドブル・ストリートスタイル・ワールドファイナル2012」が行われ、日本代表の徳田耕太郎が優勝。同大会での日本人の優勝は初めて。
1991年7月21日生まれ、愛媛県出身。13歳で出合った本に影響を受け、フリースタイル・フットボールを始めた。15歳からパフォーマンス活動を開始し、2005年にフリースタイル・フットボールチーム「Team-Lingo」を結成。10年には南アフリカで開催された「レッドブル・ストリートスタイル・ワールドファイナル」に出場。予選敗退となったが、11年にアブダビで開催された世界大会「マスターズ・オブ・ザ・ゲーム」でベスト6入りを果たす。同年の「ワールドフリースタイル・フットボール・チャンピオンシップ」では16人の出場選手の1人として出場し、4位に入賞。また同日に行われたコンテスト「ビッグワン」で優勝を獲得。08年以降、2年ごとに開かれている「レッドブル・ストリートスタイル・ワールドファイナル」では、2人の選手が一つのボールを3分間交互に使い、表現力、創造性、コントロールの3項目を競う。3回目となる12年の大会には53カ国、54人の選手が参加した。